性同一性障害の様々な問題を専門医と一緒に解決していきましょう
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GID当事者の皆さんに贈る言葉

そもそもGIDの原因は、何一つわかっていません。
ただ言えることは、当事者が悪いことをしたわけではなく、親の育て方や環境も一切関係がないということです。

ですから、当事者の皆さんには、堂々とカミングアウトをして生きて欲しいのです。
差別するような相手がいたら、例えそれが親であっても、それは親が間違っているのです。
性自認も恋愛対象の性別も自由なのです。あなたが間違っているのではありません。「GIDではいけない理由が何かあるのか?」と問いただして下さい。論理的には必ず勝てます。
但し、親の保護下にある場合には、どうしても我慢しなければいけない時期もあります。その時期を超えれば後は自由ですから、そこは頑張って耐えしのぎましょう。

日本はLGBT後進国です。やっと渋谷区が同性パートナーを認める条例を出したに過ぎません。
これから欧米並みに差別のない社会を作っていかなければ、日本は世界中から「人権を守れない国」との批判を免れないでしょう。それには当事者の結束が大切です。

GIDとして生まれてきたことには、何らかの意味があると私は思います。そこから学ぶことがあるはずなのです。
当事者が学ぶこと、当事者を通して周囲の人が学ぶこと、皆が心の成長のために存在しているのです。
寿命を全うして天国に帰った時に、「GIDで生まれて良かった、GIDだったからこそ気付けたことがあった」と思えるような人生にして頂きたいと思います。

ガイド
小栗 康平
早稲田通り心のクリニック

更新日:2017/05/18
公開日:2015/09/01