性同一性障害の様々な問題を専門医と一緒に解決していきましょう
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私はどうしたら…

質問

はじめまして
私は、神奈川県に住んでいる16歳の高校生です。私は男として産まれました。
私が性別に違和感を感じ始めたのは、小学校低学年の時でした。
それまでにも、幼少期の遊びやお洋服等は女の子の物を選んだりしていたと後に母に武勇伝として言われました。
小学生にもなるとランドセルの色や服装などで男女の区別がはっきりしてきます。
そんな生活の中で、私はズボンなんかよりスカートが履きたい、スカートの方が私に合ってる・髪も結ってみたい等の感情が芽生え始めました。
高学年にもなると男女の差がより明確になり始め、これまでの感情がより一層強くなりました。
その感情が原因で不登校になった時期もありました。
こんなあやふやな気持ちを抱えたまま中学生になり、制服着用のルールができました。

制服を着始める頃には第二次成長期を向かえ男女の差はさらに広がりました、私は、「いつかはスカートを履いて学校に通うんだ。」ということを毎日思いながら生活をし、仕草も言葉使いも女子になっていました。
また、体育の着替えの時は早く着替えて他の男子が来る前に集合場所に行ってました。

私が最初にぶつかった壁は、声変わりだと思います。
それは、中学二年の冬に突然訪れました・・・ いつもと同じように朝 両親に挨拶をしてみると、いつもの自分の声じゃない事に気が付き大慌てで母の元に相談しました。
母は「やっと声変わりが始まったんだよ!」と言いました。
その時、私の中は一瞬で真っ白になり 思わず泣いてしまいました。
その時、初めて母に自分の気持ちをカミングアウトしました。
その時に母から出た言葉は、「バカみたいなこと言わないの!!気持ち悪い!!」と言われました・・
私は、その日の夜おもいっきり泣きました。
声が渇れ、目元が真っ赤になるまで泣きました。
翌日から私は無気力になってしまいました。
その日から、「勉強を頑張って良い高校に行けばきっと両親も向き合ってくれる」と思い必死に勉強し、今通ってる高校に進みました。
今も、私の女の子になりたい気持ちは強くなるばかりです。
性同一性障害の診断は親の同伴でなければならないと聞きました。
ですが、今でも両親からは、気持ち悪いオカマ呼ばわり、弟までオカマと呼んできます。

こんな私は変なのでしょうか?
気持ち悪い存在なのでしょうか?
返答をお願いします。

回答

小栗康平
周囲の理解が得られずに苦労しているようですね。
文面から判断すると、典型的な性同一性障害です。
性同一性障害の診断に親が同伴でなければならないという決まりはありません。それぞれのクリニックが独自の判断で決めていますから、同伴が無理そうなら、同伴でなくても診ているクリニックを探すことです。因みに私のクリニックでは同伴は不要です。

但し、身体的治療をするには、未成年だと親の許可が必要となるケースが多いです。
診断がおりても治療まではしばらく我慢が強いられる覚悟は必要です。

ガイド
小栗 康平
早稲田通り心のクリニック

更新日:2017/05/16
公開日:2015/08/04