性同一性障害の様々な問題を専門医と一緒に解決していきましょう
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未成年だけど、すぐにホルモンの服用を始めたい。

質問

はじめまして
高校3年の男です。

近頃、自分は性同一性障害かもしれないと思うようになりました。
実際そうかどうかは通院しないと分からないことなのでしょうが、今自分は受験期で、自分の心のことと受験勉強の両方に集中するのが難しいです。

しかしそれでもどちらも大切なことです。

それで色々調べた結果、不妊にはならずに男性化をとめる「抗男性ホルモン」の存在を知りました。

自分は、今は受験に集中したいと考えていますが、しかし自分の体の男性化はその間も進行します。
そのことがとても不安で、一旦自分の性の問題を横に置いておくために、抗男性ホルモンの服用をしたいと思っています。

病院でホルモン治療を受けられるのは、カウンセリングを終えた後のようですが、上記のような理由で、すぐに抗男性ホルモンを処方してもらうことはできるのでしょうか?

また、個人輸入で買ってしまおうかとも考えているのですが、その場合スピロノラクトンを使った抗男性ホルモン剤を購入しようと思っています。
そういった薬の副作用が一時的なものなのか気になっているのですが、どうなのでしょうか?

よろしくお願いします。

回答

小栗康平

まず、未成年者の場合、ホルモン療法には親の同意が必要となります。

親の同意さえあれば、精神科診断がなくてもホルモン療法をしてくれる病院はあるようです。

しかし、高校3年生であれば、それに時間をかけるよりも、まずは受験勉強に全力投球すべきでしょう。
受験が終わってからでも十分間に合います。

個人輸入は安全性の観点から、お勧めはできません。やるならきちんとホルモン量をはかりながら医療機関で受けるべきでしょう。

ガイド
小栗 康平
早稲田通り心のクリニック

更新日:2017/05/16
公開日:2015/08/04